先月、わが家のホームスクール小学生ユエが「おうちゼミ」をまた1学年分終えました。
母としては1冊の本をひとりで全部やりとげるだけで十分すごいと思うのだけど、本人は巻末にある「全教科仕上げテスト」で点数がふるわずガックリ。
なかでも社会の「地理」に関する問題は壊滅的でショックだった模様。
本人も「地理」が苦手だと認識していて「得意になりたい!」と言うのでいくつかの教材を試してみました。
結果、1週間でまさかの「地理好き」に。

1週間っ?あんなに長いこと苦手だったのに?はやっ!
今回、社会(地理)が苦手な小学生を地理好きにさせた教材3点を紹介します。
ナツメ社「楽しく覚える 都道府県」
1つ目は ナツメ社のやる気ぐんぐんシリーズより、オールカラー 楽しく覚える「都道府県」という本。

- マンガつきで分かりやすい
- データがくわしい
- ランキングやクイズになっていて頭に入りやすい
県ごとに特産品やお祭りが写真と共に記載されており、よく知らない地域のことでも楽しく読めて、地理の苦手感を感じさせません。
そして道路・鉄道・空路・海路などの交通情報もあり、大人の私も楽しく勉強になりました。
スタディサプリ 小学社会
そして2つ目はリクルートが運営する「スタディサプリ」社会の授業動画。
スタディサプリ公式サイトはこちら↓
2020年3月現在 、Covid-19による学校休校要請等での自宅学習支援として様々なオンライン教材が無料公開中です。わが家でも、この機会にいくつか利用してみました。
なかでもスタディサプリ「小学社会」の授業動画がとてもおもしろいのだそう。

スタディサプリ社会の玉田先生が「地図を見てると時間が過ぎてしまう」と言ってて、本当に地図が好きなのが伝わってきて自分も楽しくなっちゃう。前は地図を見るだけで苦手で頭が痛くなったのに今はすごく楽しい。
「おうちゼミの社会」や「まるごと小学社会」とかの動画はテキストを読むのが多くて「ここにはこれがある」だけで暗記しなくちゃなんだけど、玉田先生は「これがここにある理由」を説明してくれるから根っこからわかって覚えちゃう。
授業がおもしろくて社会の勉強が好きになった。
とにかく大絶賛。そして連日、玉田先生の授業動画を楽しんでいます。
ちなみにどんな方かというと…スタディサプリの公式サイト 講師紹介ページに玉田久文先生の紹介がありました。↓

良い先生に出会えて良かった(オンラインの一方通行ですけど…)。玉田先生もスタディサプリも本当にありがとうございます!!
ビーチボール地球儀
最後の3つ目はおもちゃ。「ビーチボール地球儀」です。
玉田先生に影響され、以前から持っていた下敷き地図を眺めるようになったユエ。あんまり地図を見ているので小さい頃に買って全く出番のなかった「ビーチボール地球儀」に空気を入れ渡したところ、平面より立体の方が大陸や海の位置関係や緯度や経度がわかりやすいと好評。 軽いのでベッドの上でもずっと眺めていられて良いようです。
首都や潮流も日本語で記載されているので、スタディサプリ小学社会の首都問題でも役に立ちました。歴史オタクのユエは、潮流を眺めながら黒潮に流された大黒屋光太夫に思いを馳せたりして楽しそう。:)
今回は「苦手だけれど得意になりたい」と子どもが望んだ時に効果的なツールを手にできると、短期間で成せるものなんだなと驚きつつの「小学地理が好きになるホームスクール教材」でした。